| 地盤調査と基礎工事 |
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地盤調査 基礎工事 基礎の立ち上げ 基礎パッキン工法 について説明します。
地盤調査や基礎工事は住宅の耐震性・耐久性にとって非常に重要です |
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| <<地盤調査>> |
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地盤調査を必ず行いましょう(1棟4ヶ所で5万円〜10万円くらい)。
- 調査結果報告書には、地層の種類(粘土なのか、砂なのかなど)、地耐力(何トンまでたえられる地盤なのか)を、深度25cmごとに表示しています。
- そして、調査結果から、どのような基礎にすべきかの意見が記載されています。基礎は、地盤調査の結果を尊重してください。
- 請負契約以前に発注してもかまいませんが、建物の位置が決まらないと、測っても無駄になる場合もあります。普通、着工直前に行います。
- 当社では【JIO】という性能保証に加入しており、地盤保証が出来ます。JIOの調査に基づいて建築した場合、JIOが地盤に関するトラブルを保証します。
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【スウェーデン式サウンディングによる地盤調査】 |
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スウェーデン式サウンディングは、
JIS
A1221に規定され
小規模建築物の地盤調査として、
最も実績が多く
経済的な調査方法です。
地盤保証つきの調査を行ないます。 |

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| <<基礎の種類>> |
| ベタ基礎 |
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建物の下全体に「鉄筋コンクリート」を敷いて、一体にするといったイメージです。(鉄筋コンクリートでなければ強度は増しません。単なるコンクリートを床下に敷いてもダメ)。 |
布基礎
「土台の入る位置=柱が降りてくる位置」に鉄筋コンクリートの基礎(高さ30cm以上、巾12cm以上)を、⊥字型に、立ち上げることを言います。鉄筋のないタダのコンクリートは、やめてください。最低、「鉄筋コンクリート布基礎」です。
最近、ベタ基礎が標準の住宅メーカーも増えています。
杭打ち
杭打設には様々な工法がありますが、地盤が非常に悪い場合に、地盤の強い深さまで杭を入れて、建物の傾きや不同沈下を防ぎます。ベタ基礎の下に電柱のようなものが、地面に埋まっているという感じです。(20本から70本・長さは地盤によって異なる。)
杭打設までは必要はないが地盤が軟弱なため、地盤改良が必要な場合もあります。
基礎工事の費用は、 「布基礎」<「ベタ基礎」<「杭打設」 となります。
地盤調査結果に基づいた、適切な計画が必要です。 |
| <<基礎の立ち上げについて(重要です。)>> |
基礎の立ち上げ部分は、柱を受け止める役割です。(ツーバイフォーでも同じです。)
柱が降りてくる部分=壁を作る部分は、基礎立ち上げが必要だということです。
この基礎立ち上げを一部省略し、束(つか)で施工する業者がいます。十分注意すべきです。
- 通常、柱が降りてくる部分=壁を作る部分は、土台で支えます。
- 土台は、基礎に緊結(しっかりとつなぐ)するため、基礎の中にアンカーボルト(J型のボルト)を埋め、土台と基礎をボルトで締めて動かないようにします。
- 柱がない部分は、床を支えるだけですので、束(つか)、というもので支えます。最近はプラスチックやアルミ合金などの束があり、束の下の部分をコンクリートに接着し、上の部分で、大引き(床下の材木)を支えます。
- 基礎を見ると、大体の間取りが分かるはずです。
- 壁が降りてくる部分を、束で支える工法は、建築基準法違反というわけではありませんが、建物に狂いを生じさせたり、ドアの開閉に支障が出る、などの心配があり、普通は行いません。
- 何らかの計算や、理論で基礎立ち上げの一部を省略して問題が無いとしても、基礎の立ち上げの工事費はそんなに大きいものではありません。一部を省略するより、すべて基礎立ち上げを行ったほうがいいと思います。
- 間取り図と、基礎図を見比べてください。1階の壁の下には、基礎が立ち上がっていますか?。
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| <<基礎の立ち上げの厚みや、高さ>> |
- 立ち上げ部分の厚みは、普通120mmです。
- 立ち上げの高さは、GL(地盤面)から、300mm以上とされています。
- この高さは、最低限で、住宅メーカーの中には、600mmを標準としているところもあります。高くすると、床下の空気の量が増え、湿気防止につながります。また、給排水などのメンテナンス工事が容易になるといったメリットも、無視できません。
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| <<基礎の強度について>> |
- 基礎の強度は、圧縮強度(どのくらいの力でつぶれるか)で測ります。
- 建築基準法では、120kg/1立方cmとされています。
- 「1cm四方のコンクリートに、120kgの加重を載せてもつぶれない。」ということです。
- 210kg/1立方cmあると、相当安心です。
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| <<基礎パッキン工法について>> |
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基礎と土台の間に、硬質ゴムをはさみこむ工法です。メリットは
- 土台と基礎が直接接しないので、湿気による土台の腐食を防止できる
- 振動の吸収により、耐震性が増す。
- 開口距離が伸び、床下の通気性が良くなり、湿気防止になる。
- 風窓を開けないので、基礎の強度が増す。
の4点でしょうか。建築会社としては、硬質ゴムの収縮性から、基礎の立ち上げ精度が少々悪くとも建築には問題ない、といったこともあります。もっとも、2mmくらいの問題です。
心配な点は次の通りです。
- 硬質ゴムの耐久性は、机上では問題ないとされているが、排気ガスなどの影響で劣化が進む可能性もある。30年以上の実績が無い。
- 基礎パッキンは土台下の全部に敷くわけではなく、土台の継ぎ目の下に敷くものである。基礎パッキンがない部分は、通気を確保するだけでなく、ネズミや蛇の浸入口になりやすいことは事実。それを防止するカバーが必要になる。そのため通気のよさが、やや損なわれる。
- 土台の継ぎ目に施工するため、柱が下りてくる部分の土台が、浮いている状態になる。建物の狂いの恐れが無いとはいえないという意見もある。
- 土台は、防腐処理がしてあり、床下の通気が確保されている状況では、腐食の可能性は少ない。風窓部分の強度についても、通常の強度の基礎であれば心配するほどのことはないと思われる。
当社は、基礎パッキン工法は上記のような理由で採用していませんが、採用している住宅メーカーも多く、結論はでない・・・というところです。 |